(小谷防災会/救出救護部から地域住民の皆さんへのお願い)
●安否確認の目的
隣り合ってお住まいで、普段から顔の見える関係にある自治会単位で大きな地震の後の安否確認をおこなうことで、救助の必要な人をすばやく発見して助けること、および行政への自治会単位での報告、要請を行うことを目的とします。
(上のイラストは大阪府箕面市ホームページより抜粋)
●安否確認の概要
大きな揺れがおさまったら、まずは向こう三軒両隣で声を掛け合って、安否を確認してください。その後、班長さん宅前に集まり、班単位で安否を確認して、「安否・安全確認リスト」に確認内容を記入の上、防災本部(こやつ自治会集会所に設置予定)に届け出てください。
●災害発生前にお願いしたいこと(安否確認の名簿準備)
班長は年度初めに、「安否・安全確認リスト」(以下の画像のイメージ)に、
・班番号
・班員全員の名前(姓)
・班員の住所(丁目・番地・号)
を書き込んだものを、
・春の防災訓練用
・秋の防災訓練用
・災害発生時用
の合計3部、準備しておいてください。
※災害発生時に班長が不在、という可能性もあります。
その様な場合、その班では安否確認をスムーズに行うことが難しくなります。
それを回避するには、班長の代理の方(次年度の班長、その他)にも、班長から、班員の名前など記入済みの「安否・安全確認リスト」を事前に渡しておくことが望ましいです。
(↑安否・安全確認リスト。)
●災害発生時にお願いしたいこと(安否確認の実施)
1.実施条件
震度5弱以上の地震およびそれに相当する何らかの災害が発生し、地区住民の皆様の安全が脅かされる状況が発生したと判断できる場合。
2.実施方法
①班長、または班長の代理の方(次年度の班長、他)が安否確認実施者となり、安否確認を行ってください。
②安否確認実施者は、以下の事を行って下さい。
ご自身とご家族の安全確保・確認を行った後、「安否・安全確認リスト」に沿って、班員から以下の報告を受けてください。
■名前(姓)
■家族の安否と人数
・在宅無事人数
・在宅負傷者人数
・外出中人数
※上記人数の合計が、同居中のご家族全員の人数です。
■火災の有無
■家具転倒・家屋倒壊の有無
■支援の要否
■「無事ですタオル」掲示の有無
■その他
③安否確認実施者は、班員の皆様から受けた報告を「安否・安全確認リスト」に書き込み、報告日、報告者名を記入後、防災本部(こやつ自治会集会所に設置予定)に届けて下さい。
④「安否・安全確認リスト」には事前に、班番号、班員全員の名前(姓)、班員の住所(丁目・番地・号)を書き込んでおいて下さい。
⑤アパートについて:
■各班に割り当てられたアパートの住民も、安否確認の対象です。
■「安否・安全確認リスト」には事前に、アパート名、名前(姓)、部屋番号を書き込んでおいて下さい。
名前(姓)は、判る範囲で結構です。
■割り当てられたアパートが班の地域から離れた場所にある場合は、アパートの安否確認を他の班員にお願いして実施してもらう事も、一つの方法です。
以上